春の花
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ノビネチドリ
開花時期:5月下旬~7月中旬- ノビネチドリ
- 見られる場所:西登山道、東登山道
山地の樹木下や伊吹山の山地草原内に生える。茎は高さ30~60cmになり、葉は5~10個で、縁が波状にちぢれる。
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イブキノエンドウ
開花時期:6月上旬- イブキノエンドウ
- 見られる場所:西登山道
高さは30~60cm。小葉は4~7対(8~14枚)ヨーロッパ原産で、日本では北海道と伊吹山のみに帰化。花は1~2個ずつつける。織田信長が築いた「伊吹山薬草園」の名残の植物と考えられる。
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カノコソウ
開花時期:5月下旬~6月下旬- カノコソウ
- 見られる場所:中央登山道、西登山道、東登山道
山中のやや湿った草地に、ややまれに生える多年草である。名は花序(かじょ)に開いた花(淡紅色)とつぼみ(赤色)が、鹿の子絞りに似ることに由来する。根茎は鎮静薬をして、ヒステリー症、ノイローゼなどの治療に使われる。
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ヒメフウロ
開花時期:5月上旬~10月下旬- ヒメフウロ
- 見られる場所:西登山道
石灰岩地に生える高さ15~40cmの一年草である。茎は細く葉は切れこみ、体は軟弱である。花も小さいため、ヒメフウロという。
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タニウツギ
開花時期:5月中旬~6月中旬- タニウツギ
- 見られる場所:東登山道
日本海側の山地に主に分布する、高さ2~5mくらいの落葉低木である。
登山道以外にも、ドライブウェイ沿線上でよく見られる。
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グンナイフウロ
開花時期:5月下旬~6月中旬- グンナイフウロ
- 見られる場所:中央登山道、西登山道、東登山道
山頂一帯にお花畑を春に淡紅紫色の花で美しく彩る。花はフウロソウ科で最も大きい。北方から分布し、伊吹山が南限である。
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キバナハタザオ
開花時期:6月上旬~7月上旬- キバナハタザオ
- 見られる場所:西登山道
石灰岩地を好み、滋賀県側斜面の山頂お花畑に生育する。果実は円柱状で長さは8~14cmになる。
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キバナノレンリソウ
開花時期:5月上旬~7月中旬- キバナノレンリソウ
- 見られる場所:西登山道
ヨーロッパ原産の牧草で古くから伊吹山だけに帰化した二年草である。永禄年間に織田信長がポルトガルの宣教師に伊吹山で薬草園を開かせた際に、イブキノエンドウなどとともに、薬草に混じって入ったと考えられている。
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クサタチバナ
開花時期:6月上旬~7月上旬- クサタチバナ
- 見られる場所:中央登山道、西登山道、東登山道
山地の草原や林中にも生える多年草である。茎は直立して高さ30~60cmで、葉は対生し、形がカキの葉に似ている。6月~7月頃、茎頂の分岐した花柄に純白のミカン(タチバナ)に似た花を多数開いて美しい。
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コバノミミナグサ
開花時期:6月上旬~8月上旬- コバノミミナグサ
- 見られる場所:西登山道、山頂一帯
伊吹山頂付近の高さ900~1370m間の石灰岩地にのみ見られる多年草で、伊吹山の特産種とされている。ミミナグサとは花が大きいことと、葉が細くて小さいことで区別される。
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イブキハタザオ
開花時期:5月上旬~6月下旬- イブキハタザオ
- 見られる場所:東登山道、山頂一帯
山地の林内や岩場に生える高さ10~30cmの多年草である。全体に純白の星状毛を密布するのが特徴で、ハクサンハタザオの変種とされている。伊吹山頂付近の日当たりのよい岩場に多い。伊吹山で最初に発見された。
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ヒメレンゲ
開花時期:6月下旬- ヒメレンゲ
- 見られる場所:西登山道、東登山道
高さは5~10cm。湿った岩の上に生える。和名は群をなして生える葉の様子をハスの花に見立てたことに由来する。
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