秋の花
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アキノキリンソウ
開花時期:8月上旬~10月下旬- アキノキリンソウ
- 見られる場所:西登山道、中央登山道、東登山道、山頂お花畑
山野の日当たりのよい草地や林縁に生える多年草で、特に伊吹山頂に多い。名はこの花の美しさをベンケイソウ科のキリンソウにたとえ、秋に咲くことによる。茎葉(けいよう)が健胃、利尿薬として使われている。
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アケボノソウ
開花時期:9月上旬~10月上旬- アケボノソウ
- 見られる場所:西登山道、中央登山道、東登山道"
山野のやや湿った草地や山間の渓流に生える二年生草花である。名は花弁の明るい色を明け方の空の色と見立て、散在する斑点を星にたとえてつけられた。
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リュウノウギク
開花時期:9月上旬~10月下旬- リュウノウギク
- 見られる場所:西登山道、中央登山道、東登山道、山頂お花畑
日当たりのよい低木に生える多年草である。伊吹山のお花畑に特に多い。茎葉(けいよう)を摘み取ると、香料の龍脳(りゅうのう)に似た香りがするので、その名がある。葉は、浴湯料に使われる。
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サラシナショウマ
開花時期:8月上旬~10月上旬- サラシナショウマ
- 見られる場所:西登山道、中央登山道、東登山道、山頂お花畑
山地の陽がさす林内、林縁、山道に生える高さ1m内外の多年草である。葉は基部から3分の1くらいのところで急に細まり、基部が茎を抱かない。
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イブキアザミ
開花時期:8月下旬~10月中旬- イブキアザミ
- 見られる場所:西登山道、中央登山道、東登山道、山頂お花畑
伊吹山地と鈴鹿山地北部に生えるアザミの種類である。伊吹山に最も多く、ここで分化した特産種のコイブキアザミとイブキヒメヤマアザミとの中間型とも言える異質倍数体と考えられている。茎の上部で長い枝を多数分岐し、その先に頭花をつける。
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タムラソウ
開花時期:8月中旬~9月中旬- タムラソウ
- 見られる場所:西登山道、中央登山道、東登山道、山頂お花畑
山の草地に生える多年草で、長い枝先にアザミのような頭花を直立して咲かせる。山頂のお花畑に非常に多い。本種はアザミの仲間ではなく、茎葉(けいよう)にはまったく刺がない。
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コイブキアザミ
開花時期:8月中旬~10月下旬- コイブキアザミ
- 見られる場所:西登山道、中央登山道、東登山道、山頂お花畑
伊吹山頂のお花畑に非常に多いアザミの一種である。伊吹山頂のような石灰岩地で、表土がよく乾燥し、風当たりの強いところに適するように進化した新しい種で、この山の特産種である。
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シオガマギク
開花時期:8月下旬~9月下旬- シオガマギク
- 見られる場所:西登山道、中央登山道、東登山道、山頂お花畑
山地草原に生える多年草で、「伊吹山」のお花畑に点在して咲く。海岸の風景に趣をそえるものに「塩がま」とあるが、花が美しいことから、「葉ま(浜)」でも美しいと語呂を合わせ、葉の形が菊に似ているので「塩がま菊」と名づけられた。
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ミツバベンケイソウ
開花時期:8月中旬~9月中旬- ミツバベンケイソウ
- 見られる場所:西登山道、中央登山道、東登山道"
山地草原、露岩の多い林中・林縁などに生える多年草である。茎は直立して、高さ30~60cmある。葉は淡緑色を帯び、通常3枚輪生するが、2~5枚の幅がある。
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イブキトリカブト
開花時期:8月中旬~10月下旬- イブキトリカブト
- 見られる場所:西登山道、中央登山道、東登山道、山頂お花畑
秋に全山の草原を兜(かぶと)状の大きな花で彩る多年草である。根に猛毒のアコニチンというアルカロイドを含み、漢方では減毒加工して神経痛、リウマチ、関節炎に使用する。
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リンドウ
開花時期:9月上旬~11月下旬- リンドウ
- 見られる場所:西登山道、中央登山道、東登山道
秋の山野に咲く草花で、伊吹山頂のお花畑にも大変多い。花弁は昼開き、夜や雨天の日には閉じることを繰り返す性質をもっている。この根茎や根を龍胆(りゅうたん)をいい、苦味健胃薬として消化不良や腹痛にも効果がある。
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ナギナタコウジュ
開花時期:10月上旬~10月下旬- ナギナタコウジュ
- 見られる場所:西登山道、中央登山道、東登山道、山頂お花畑
山地や路傍に生える一年草である。花が花穂になぎなた状に多数並ぶのでこの名がある。全草に香気があり、利尿薬になる。ロシア、アジア東部の温帯や熱帯に広く分布する。
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